2016年5月28日《雪山上級》雪上訓練上級@谷川岳マチガ沢
イベント概要
雪山での登山技術、雪山装備、登攀技術、ロープワーク等の講習です。雪山には、無雪期登山には無いリスク(濡れ・雪・寒さ・強風・重荷・高い運動量・雪崩・滑落)があります。安全に登山を楽しむために、これらのリスクを理解し、事前対策と事後対応を広く学びます。来シーズンにさらに安全な雪山登山をするために、雪渓での雪上訓練に参加してみてください。
本イベントの対象者は、積雪期の赤岳、西穂高岳、唐松岳等の経験しており、雪山での歩行(キックステップ、つぼ足、アイゼン歩行)やピッケルの基本的な使い方を習得している方です。これまでの雪山経験によっては、本イベントへの参加をお見送りいただく場合があることを、あらかじめご了承下さい。
【雪上訓練1】:登山技術:もっとも基本的なキックステップでの登り・下りを練習します。5月のマチガ沢の雪渓は雪がしまっておりしっかり蹴り込まないと立ち込めません。重心をぶらさず体重移動しないと登ることも難しいでしょう。
【雪上訓練2】:登山技術:滑落停止訓練。5月のマチガ沢の雪渓は雪の状態によりますが、滑落停止動作をしても50mくらい滑り落ちることもあります。滑落停止の動作を覚えるだけではなく、雪の状態の判断、アイゼン装着の必要性も学びましょう。滑落停止訓練と合わせて、グリセード、シリセードも実施します。
【雪上訓練3】:登攀技術:確保することの意味、スタカットビレイ(隔時登攀)中心に実施します。腰がらみ確保、肩がらみ確保、スタンディングアックスビレイ、中間支点、懸垂下降支点(スノーボラード)の講習。
【雪上訓練4】:ロープワーク:セルフビレイ(自己確保)、懸垂下降、雪山での支点の考え方の講習。
(YFイベントにご参加の際は、「YFイベント規定」をよくお読みください。)
参加ご希望の方は「YFイベント参加申込書」をご提出ください。メンバーの方はこちら。初めて参加する方と、一般参加の方はこちらから。
イベント詳細
開催日 |
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2016年5月28日(土)(26日の夜出発)<参加受付終了>
天候等によりイベントを開催できない場合は、出発前日の午後8時までにご連絡します。
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参加料金 |
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メンバー 14,040円(税込)/ 一般 16,200円(税込)
YFイベントに初めて参加する方(初回参加の方)はメンバー登録していなくても「メンバー料金」でご参加いただけます。YFメンバーに登録ご希望の方は「YFメンバー登録申込書」からお申込みください。
料金には、消費税が含まれています。交通費は無料です。
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実施人数 |
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2名
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集合場所 |
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新宿駅のJR線南口改札を出たところ。2015年5月27日(金)22時集合。改札を出ると目の前に大きな柱が立っていますので、その周辺にお集まりください。
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保険 |
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登攀用の保険に個人で加入されていない方は、 必ず国内旅行総合保険(クライミング・登攀)にお申し込みください。保険加入ご希望の場合は「国内旅行総合保険加入申込書」をご記入の上、保険料を当日までにお振込み下さい。当日、お支払い頂くことも可能です。この保険の補償内容と保険料について。
国内旅行総合保険(クライミング・登攀)
②保険料 1,000円
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サポーター |
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岡村 俊明
(サポーターの人数は、参加者の人数によって変更する場合があります)
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スケジュール |
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5月27日(金)
22:00 新宿駅 → コンビニエンスストア(行動食等をお持ちでない方は、ここでご用意ください)
24:00 土合駅に到着 → 車中またはテントで仮眠
5月28日(土)
06:00 起床
07:00 出発
08:00 マチガ沢出合 → 【雪上訓練1】【雪上訓練2】【雪上訓練3】【雪上訓練4】
15:00 雪上訓練終了 → 温泉にて入浴(自己負担)
※天候等により、コース、内容等が変更になる場合がありますので、ご了承ください。
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持ち物・装備
○=必要な物 △=あれば便利な物
装備 |
○ |
靴 |
雪山に対応できる(10〜12爪のアイゼン装着可能なもの)登山靴。 |
○ |
靴下 |
厚手のものでウールがよい。1泊2日以上の雪山登山では、替え靴下を用意してください。 |
○ |
スパッツ(ゲートル) |
靴の中に氷、水が入らないように足首を覆う物。 |
○ |
ズボン |
撥水性、ストレッチ、生地が強いものが好ましい。 |
○ |
シャツ |
動きやすく、保温性、速乾性の高いポリエステル系素材が好ましい。また、メリノウール等の肌触りがいい保温性の高いものもおすすめです。 |
○ |
長袖シャツ |
動きやすく、保温性、速乾性の高いポリエステル系素材が好ましい。 |
○ |
ジャケット(防寒着) |
ダウンジャケットやフリースなど。ビレイ(確保)中は身体が冷えるので、暖かいもののご用意をしてください。 |
○ |
マウンテンウエア (アウターシェル) |
雪山にも対応できる、上下が分かれているゴアテックス等の防水性、透湿性の高い素材のもの。雪の状態にもよりますが、泥や砂で汚れる場合があるので、比較的古いウェアがあれば持ってきてみてください。 |
○ |
手袋(雪山用) |
防水性がある雪山用の手袋。 |
○ |
帽子 |
残雪期の雪山は日差しが強く気温が高いので、通気性が高い帽子や、帽子にサン・スクリーンを組み合わせると快適です。 |
○ |
目出し帽 |
風が強いときにはあると助かります。雪焼け防止にもなります。 |
○ |
サングラス |
雪目防止。特に女性は、日焼け止めもあれば便利です。 |
○ |
ザック |
30L程度。ロープ等の共同装備(1.5kg程度/一人)が入るスペースを確保しておいてください。 |
○ |
ザックカバー |
降雨・降雪時には便利。 |
○ |
寝袋(シュラフ) |
仮眠をしますので必要です。3シーズン用。 |
△ |
シュラフカバー |
仮眠用。保温性を高めるだけでなく、寝袋の機能を低下させません。 |
○ |
テントマット |
仮眠をしますので必要です。 |
○ |
朝食 |
往路に立ち寄るコンビニエンスストアで、用意することもできます。 |
○ |
行動食 |
パン、ソーセージ、おにぎり、あめ、チョコレート等のカロリー補給ができるもの。往路に立ち寄るコンビニエンスストアで、用意することもできます。 |
○ |
ヘッドランプ |
頭に付けられるもの。 |
○ |
ライター |
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△ |
ナイフ |
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○ |
タオル |
バンダナやハンカチでもけっこうです。 |
○ |
水筒 |
500ml程度の保温できるものがいい。 |
○ |
トイレットペーパー |
芯を抜いておくと便利です。 |
△ |
地図 |
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△ |
コンパス |
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○ |
筆記用具 |
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○ |
健康保険証 |
コピーでもかまいません |
○ |
救急薬品 |
常備内服薬、バンドエイド、包帯、各種軟膏等。 |
クライミング装備: |
○ |
ハーネス |
クライミング用のハーネス。マウンテンウエアの上から装着するので、ロッククライミング用より大きめがおすすめ。装着できるかどうか、自宅で試しておいてください。 |
○ |
ピッケル |
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○ |
ヘルメット |
山岳用。 |
○ |
アイゼン |
10〜12爪の雪山用のアイゼン。 |
○ |
安全環付カラビナ |
2個。手袋をした状態で、片手で開閉できる大きさが良い。 |
○ |
フリーカラビナ |
2個。手袋をした状態で、片手で開閉できる大きさが良い。 |
○ |
スリング |
60cmソーンスリング1個、120cmソーンスリング1個。150cm・5ミリのロープスリング1個。ソーンスリングはダイニーマで細いものが使いやすい。 |
○ |
確保器 |
1個。クライミング用のビレイデバイス(ATC、ルベルソ等)。オートビレイ器(グリグリ等)は不可です。 |
その他: |
○ |
入浴セット |
下山後、温泉に立ち寄ります。 |
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